
アン・サリー
1972年、名古屋生まれ。幼少時からピアノを習い、憂歌団のルーツである黒人音楽から受ける。大学時代に音楽サークル活動を続けライブを重ねる。2001年『Voyage』でアルバム・デビュー。ジャズやボサノヴァなどのスタンダード・ナンバーを英語、ポルトガル語で歌う。02年1月より医学研究のためアメリカに留学。03年、『day dream』『moon dance』の2枚のアルバムを別々のレコード会社から異例の同時リリース。ニューオリンズの3年間の留学を終えて帰国。05年にアルバム『Brand New Orleans』をリリース。地元ミュージシャンとのセッションが話題を呼んだ。07年にリリースしたアルバム『kokorouta』では、自作の楽曲を歌っている。
1972年、名古屋生まれ。幼少時からピアノを習い、憂歌団のルーツである黒人音楽から受ける。大学時代に音楽サークル活動を続けライブを重ねる。2001年『Voyage』でアルバム・デビュー。ジャズやボサノヴァなどのスタンダード・ナンバーを英語、ポルトガル語で歌う。02年1月より医学研究のためアメリカに留学。03年、『day dream』『moon dance』の2枚のアルバムを別々のレコード会社から異例の同時リリース。ニューオリンズの3年間の留学を終えて帰国。05年にアルバム『Brand New Orleans』をリリース。地元ミュージシャンとのセッションが話題を呼んだ。07年にリリースしたアルバム『kokorouta』では、自作の楽曲を歌っている。
12月21日から24日まで恵比寿ガーデンホールで行われるイベント「L'ULTIMO BACIO Anno 08(ルルティモ・バーチョ・アンノ・ゼロエイト)」にアン・サリーさんが出演します。12月24日のクリスマス・イブ、細野晴臣さんとのベストコラボが楽しみです。
http://lultimo.jp/
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ニンテンドーDS用ゲームソフト『レイトン教授と最後の時間旅行』のエンディングテーマ曲をアン・サリーさんが書き下ろしています。
>>詳しくはこちらから
アン・サリー『時間旅行』(マキシCD)
VACH-1004 \1,260(税込)
2008年11月19日発売
1. 時間旅行 ( ニンテンドーDSソフト「レイトン教授と最後の時間旅行」エンディングテーマ曲 )
2. 時間旅行 ( ピアノヴァージョン )
3. 時間旅行 ( インストゥルメンタル )
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アン・サリー『時間旅行』(マキシCD)
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2008年11月19日発売
1. 時間旅行 ( ニンテンドーDSソフト「レイトン教授と最後の時間旅行」エンディングテーマ曲 )
2. 時間旅行 ( ピアノヴァージョン )
3. 時間旅行 ( インストゥルメンタル )
『THE WORLD OF SENSE』VACM-1312 \2,940(税込)
2007年7月18日発売
1. 虹の彼方に Over The Rainbow (E.Y.Harburg,Harold Arlen)
2. 椰子の実 (作詞:島崎藤村 作曲:大中寅二)
3. 翼 (作詞、作曲:武満徹)
4. のびろのびろだいすきな木 (作詞:加藤勇喜 作曲:アン・サリー)
5. はなのような人(作詞、作曲:アン・サリー)
6. そよかぜ (作詞、作曲:アン・サリー)
7. おまえが生まれた日(作詞:高橋睦郎 作曲:和田誠)
8. ドリーム・ア・リトル・ドリーム・オブ・ミー (Gus Kahn,Fabian Andre,Wilbur Schwandt)
9. プレリュード・トゥ・ア・キス (Irving Mills,Irving Gordon,Duke Ellington)
10. 手と手(作詞、作曲:アン・サリー)
11. 遠い日の子守唄 (作詞、作曲:アン・サリー)
12. ナミノカナタ (作詞、作曲:アン・サリー)
13. トラヴェシア Travessia (Fernando Brant,Milton Nacimento)
〈muse - 女性シンガーの現在地〉では、個性豊かな女性シンガーをご紹介しています。今回は、現役のドクター(内科医)であり、歌手であり、そして2児の母という多面的な顔を持つアン・サリーさんです。
インタビュー・文=松木直也 写真=堀清英
アン・サリーさんは、病院勤務をしながら独自のスタンスでライブ活動やレコーディング制作を展開している。2001年にジョニ・ミッチェルなどをカバーしたアルバム『Voyage』でデビュー。03年にはアルバム『day dream』『moon dance』を発表。洋楽の他に“蘇州夜曲”、“星影の小径”などの昭和の名曲もカバー。また、昨年発売になった『kokorouta』では自作の楽曲を歌っている。そのたおやかで味わい深い歌声は強く印象に残り、聴く者の時間をゆっくりにしてしまう魅力がある。最近では、ニンテンドーDS用ゲームソフト『レイトン教授と最後の時間旅行』のエンディングテーマ曲を書き下ろし、独自の世界観を広げている。また、12月24日のクリスマス・イブに恵比寿ガーデンホールで行われる「L'ULTIMO BACIO Anno 08」の出演も決まり、これは細野晴臣さんとの対バンとあって、注目が高まっている。さて、これまでのことなど、いろいろとお話を伺った。
―― 初めて自分自身で買ったレコードはなんですか?
「ちょうど私たちが小学校、中学校ぐらいのときにレコードからCDに変わった時期なんですけども、自分のお金で買ったのは中学校のときのB.B.キングの『ライヴ・アット・リーガル』というライブアルバムですね。もともと憂歌団なんかが好きで、音楽を聴き始めの頃はブルースをたくさん聴いていまして、その延長線上で初めて買ったCDがそれです」

―― マニアックな少女だったんですね。
「自分が惹かれるものって、巷のどこか喫茶店に入って流れているような音楽というよりは、少し小汚い音楽というか⋯何て言うんですかね(笑)。何かこう大衆的ではないものに惹かれていて、表通りよりは裏通り、そういう方が何か こう心の奥に入ってくるものがありました」
―― レコードを聴きながら歌っていたんですか?
「ジャズのスタンダードアルバムとか、ずっと何回か聴いているうちに覚えて、口ずさんでいました」
―― 医者を目指すか、音楽の世界へ進もうか、迷いましたか?
「ピアノをずっと演っていましたので、音大というか音楽専門の高校とか大学というのに憧れていました。早いうちから強く惹かれていたのは音楽の方でした。だから音楽の道に進むっていう選択肢もあったんですけど・・・。でも、音楽も医者も出来る選択肢を考えて、出来るだけ前に引き延ばすような感じでやってきました」
―― 大学での音楽活動は?
「医学部時代に学校から近かった早稲田大学に黒人音楽研究のサークルみたいなのがあって、そこに入ったんですね。みんなはビートルズだとかローリング・ストーンズとかそういうのから入って、ルーツを辿るとブラック・ミュージックがあったっていうような辿り方で。その人たちとバンドを組んで、わりと今の選曲に近いような音楽を聴くようになりました」
―― その頃はプロになるっていう意識はあったんですか?
「大学の後半に進むに連れて音楽がさらに好きになってきていたので、プロになろうっていうよりは、一生続けて良い歌が歌えるようになりたいなってことだけはありました。年に3、4回ぐらいのライブを学生時代は演っていて、わりと周りの人たちはプロ志向だったので、そういう姿勢から影響を受けつつも、でも自分は積極的にプロになろうという気持ちはなかったです」
―― マイペースなんですね。
「そうですね。常にあんまり気合いは入ってないっていう感じで(笑)。1枚目のアルバムを出すときには、アメリカのニューオリンズへの留学が決まっていたので、自分の中では1枚だけ出して、プロの歌手のような活動っていうのはもう終わりだろうっていう気持ちでした。人生のうちの1枚のアルバムでも出せたというのが良い記念だと思っていましたから」
―― しかし、またアルバムを出すことになるんですね?(2003年に『day dream』「moon dance』をリリース)
「留学中に冬休みとか夏休みで1週間ずつ帰ってきて、2枚分を全部で7日ぐらいの間に録音して。歌ったのはちょうど自分が好きで聴いていた音楽ばかりなんです。自分の好きなように選曲して、マイペースな感じでできるならば⋯ということで。当時のプロデューサーの方にお話をしてスタートし、その後、アメリカから日本に帰るときには、やっぱり医者を続けるだろうという強い気持ちがあったので、「その辺のペースが乱れないような活動であればやります」っていうお返事でやってきたんだと思いますね」
