東京 大人の遊び場
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webマガジン e-days(イーデイズ)東京 大人の遊び場BAR赤坂・溜池山王

ネパール人の温もりに触れながら食べる素朴でヘルシーなネパール料理
ネパール料理&バー マンダラ赤坂店

 都内だけで150軒以上はあるといわれているネパール料理店。インド料理ほど刺激が強いわけではなく、また米を使った料理が多いことから、幅広い年代の日本人に支持されている。

 赤坂駅のすぐ近くにある「マンダラ」は、シェフはもちろんスタッフもほとんどがネパール人。真っ白な壁に囲まれた内装から受けるこじゃれた印象とは異なり、人々の温もりに包まれた居心地のいい店だ。日本語が堪能なスタッフとネパールの食事や文化について話していると、心はヒマラヤ山脈へと飛んでいく。

 ここの特徴は、生クリームや牛乳、バターなどの動物性調味料や化学調味料をいっさい使わないヘルシーな料理。付け合せには野菜をたっぷりと使い、油はひかえめにするなど、隅々まで配慮している。辛さは、マイルドから激辛まで柔軟に対応してくれるので、気軽にリクエストしてみよう。

 ネパール人にはお酒好きが多いことから、おつまみ系メニューも豊富だ。おすすめは、トマトソースで味わうネパール式蒸しぎょうざ「モモ」840円や、豆と卵のお好み焼き風「ケェンウォー」945円、そしてネパールから直送したスパイスで和えた鶏肉料理「チョエラ」1050円。ちょっと変わったところでは、羊の脳みそ炒め「ネェプ プカ」1575円も興味深い。味も食感も白子に似ていて、意外にもクセはなく、ネパールの家庭酒「ロキシー」1050円やラム酒「ククルラム」1050円によく合う。店内のタンドール釜で焼き上げたモチモチのナンと一緒に食べるもいいだろう。

 BGMはもちろん、ネパール音楽。店内では、不定期でライブイベントも開催されている。ネパールの伝統音楽や民族舞踊はもちろん、日によってはフラダンスやベリーダンス、サルサレッスンなどが楽しめるというからユニークだ。

 「フラダンスを見ながらネパール料理?」と訝ることなかれ。そもそもネパール料理は、インド料理とチベット料理、中華料理が融合されたもの。この“ごちゃまぜ感”こそが、ネパールらしさなのかもしれない。

取材・文/渡辺裕希子 写真/関根則夫

ネパール料理&バー マンダラ赤坂店

1-2.テーブルではキャンドルが揺れ、幻想的な雰囲気。都心の隠れ家にたどりついたような、おしゃれ感が漂う。ソファ席やカップル席、カウンター席など、人数や気分によって使い分けたい。
3.ボトルがずらりと並んだカウンター席。バーとしても利用できるので、食事をすませて「ちょっと一杯」というときにも便利だ。
4.千代田線赤坂駅5b出口から歩いて1分程度。黄色と赤の鮮やかな看板が目印だ。洞窟を思わせるアプローチが面白い。
5.「チョエラ」1050円とキリン「生ビール」630円。ほかに、ヒマラヤ山脈から湧き出たミネラル豊富な水で作った「ネパールビール」945円も用意。

ネパール料理&バー マンダラ赤坂店

住所 東京都港区赤坂6-2-14 レオ赤坂ビルB1

電話番号 03-5549-4344

営業時間 11:00~15:00、17:00~深夜0:00

休日 無休

金額 イベントにより異なる

URL http://www.mandala-net.com/


70年代の名機で70年代の音楽を聴かせる「時代」にこだわるミュージックバー
KING HARVEST

 かける音楽は、戦前から70年代までのロック、ソウル、ブルース、ジャズ。ジャンルは問わない。しかし「時代」にはこだわる。

 「70年代までの音楽って、多重録音はあったけれど、打ち込みはまだなかった。だから、アナログ録音ならではの良さがあったんです。そんな時代感が好きなんですよね」と店主の平野敏樹さんは語る。

 中学時代から音楽少年だった平野さん。お小遣いを貯めて最初に買ったレコードは、サザンロックの先駆者CCRだった。そしてお金が貯まればレコードを収集する生活が始まり、気づけばアナログレコード1万枚、CD1万枚のコレクションを持つまでになっていたという。その音楽に対する情熱をいかすべく、平野さんはソニー・ミュージックエンタテインメントに勤務。22年に渡り、洋楽、邦楽の企画、宣伝、制作に携わってきた。

 「ストーンズの東京公演の際、メンバーと一緒に弁当を食べたのは嬉しかったなあ」と笑うが、仕事だけでは自身の音楽への情熱は満たされなかったという。そして「自分の好きな曲をかける自分の店を持ちたい」と、脱サラ。2002年に「キング・ハーベスト」をオープンしたのだ。

 店に置かれているのは、平野さんの膨大なコレクションから厳選された2000枚ものアナログレコードとCD。ゲストのリクエストや季節に応じて、定期的に入れ替えをしている。オーディオ機器においても、「時代」へのこだわりは同じ。使用しているのは、学生時代から使っていた70年代のヤマハのスピーカー。デジタル時代になる前のものなので、アナログ特有の温かみのある音を聴くのに最適なのだとか。

 「アイリッシュ・ケルトのヴァン・モリソンは、アイリッシュウイスキーを飲みながら聴いて欲しい。トム・ウェイツなら、彼がCMで飲んでいたバーボンが似合うだろうな。エリック・クラプトンの『ワンダフルワールド』は、キリンラガービールに合うんじゃないかな。音楽って、酒と料理のおいしい友達なんですよ」

 酒×音楽のごきげんなマリアージュまで教えてもらったら、きっとこの店で過ごす時間は、もっと深く楽しくなるはずだ。

取材・文/高橋かおり 写真/関根則夫

KING HARVEST

1. 30~40代の音楽好きをはじめ、音楽業界の人も多く訪れるという。
2.「SOUL PACK」「Chicago Sound」など、日本国内で70年代に生産されたソウルのコンピレーションアルバムは、ほぼすべて網羅。当時大流行し、各レコード会社が制作したもので、今では外国で高値で売られているという。
3. 70年代の名機ともいわれるヤマハのスピーカー。温かなアナログ録音の音を聴くのに最適。
4.店内には2000枚ものLP、CDが置かれ、リクエストも受けてくれる。ほとんどが洋楽だが、平野さんがソニー時代の最後に、企画から関わった小坂忠など、邦楽も一部置かれている。
5. 胡椒がきいた「特製ポテト(ジャーマン風)」650円は、どんなお酒にもピッタリ! 「ピザ(マルゲリータ)」850円。ピザ、パスタ類は、ソースや具をリクエストでき、お好みで作ってくれる。「キリンラガービール」750円。

KING HARVEST

住所 東京都港区赤坂6-3-8 高松ビルB1F

電話番号 03-5545-4758

営業時間 18:00~翌1:00

休日 日・祝

金額 サービス料10%、佐賀地鶏のオーブン焼き997円、ピザ、パスタ(リクエストOK)840円~



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