東京 大人の遊び場
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ビートルズからキャロル、清志郎まで大人を魅了するロックンロール酒場
Bar ZEP

 高級倶楽部が立ち並び、路地裏には寿司や和食の名店が潜む銀座6丁目。そんな日本一の繁華街にユニークな一画がある。昭和の薫りを残す趣ある路地に、ロックやジャズ、ブルースバーなど、音楽関連の店が数多く並んでいる。ロック酒場「Bar ZEP」はこのエリアの音楽文化を牽引するかの如く、2003年にオープンした。

 昨年末まではビートルズ専門バーとして営業。銀座という場所柄から、医師や弁護士、会社社長など、ビートルズを愛好する大人達に愛されてきた。しかし「自分の好きな音楽もかけられる店にしたい」というマスター中島宏さんの思いから、今年からロックンロール酒場に。現在はビートルズを軸に、キャロルや矢沢永吉、忌野清志郎、インディーズのザ・マックショウなど、邦楽もかけている。集う客はビートルズマニアからキャロルファン、ロック愛好家など、様々。訪れる客層に応じて、BGMがビートルズオンリーの時もあれば、深夜に永ちゃんやシャネルズ、クールスなどで盛り上がる日もあるという。

 「矢沢永吉に代表される団塊の世代は、ミュージシャンも文化人もみなビートルズを聞いて何かを成そうと思った人ばかり。僕自身、キャロルや矢沢永吉を通してビートルズを好きになったんですよ」 現在40代のマスターは、矢沢永吉とビートルズの繋がりをこう語る。最近では日本のキング・オブ・ロック忌野清志郎もオンエアリストのレギュラーに加わった。

 「僕は昔を懐かしむのではなく、現役感にこだわりたい。目の前にある今の音楽も大切にしたいんです。清志郎はRCサクセション時代だけでなく、ソロになった近年も名作を生み出してきた。だからこそ店でかける。ビートルズファンにも、ポール・マッカートニーの新譜を聴いて欲しいんです」

 あの頃をよかったと懐かしむだけではなく、大人が今を楽しむ場所に。そんなマスターの思いが詰まった大人の遊び場だ。

取材・文/高橋かおり 写真/関根則夫

Bar ZEP

1. カウンター8席、テーブル1卓から成る、白と黒を貴重とした店内。銀座らしい大人の雰囲気を醸し出している。ちなみにZEPという店名はバイクのKawasaki ZEPHYR750が由来。マスター曰くバイクとロックは疾走感が共通項なのだとか。
2. カウンターにはビートルズの灰皿をはじめ、清志郎、インディーズのザ・マックショウなど、マスターお気に入りCDが並んでいる。CDは約500枚。
3. 天井に貼られたビートルズの特大ステッカー。
4. サウンドシステムはCDの音が最も美しく聴こえるように構成。BOSEのスピーカーと相性のよいデノンのアンプを使用。店の壁は、音の反響まで考慮し、職人が手塗りしている。
5. 「愛媛宇和島産・じゃこ天」800円と「フォアローゼズ ブラック」1200円。銀座という土地柄から、出前もOK。「すし好」の寿司、「たこ八」のたこ焼き、「みやざわ」のサンドイッチ、居酒屋からの出前もOKだ。

Bar ZEP

住所 東京都中央区銀座6-2-6 ウエストビルB1F

電話番号 03-3573-0830

営業時間 17:00~翌12:30、金~翌2:00、土(営業の場合)17:00くらい~23:00くらい

休日 土・日・祝不定休

金額 チャージ1000円、バドワイザー900円、ギネス・ドラフト(缶)900円、おでん700円

URL http://www.h6.dion.ne.jp/~bar_zep/



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