
昨年11月に誕生した「グラントウキョウノースタワー」をはじめ、再開発が続き、感度の高い大人達に新たに注目を集めている東京ステーションフロント。この地に佇む大人のためのラグジュアリーなライブバーが「M・TOKYO」だ。築80年ほどの風格ある建物の地下に一歩足を踏み入れると、ライブバーのイメージからは到底思い浮かばないような、白を基調にしたスタイリッシュな空間が広がっている。この店が普通のライブバーと違う由縁は、この多彩で個性的な空間造りにある。ステージ前にあるカウンター席をはじめ、ゆったりとカジュアルフレンチのコースを楽しむのに相応しい優雅なテーブル席、バーカウンター、そして靴を脱ぎ、リラックスしながら音に酔えるプライベートルームが用意されており、ゲストは思いのまま、自由に音楽と触れ合うことができるのだ。
ライブは、20時~と22時30分~の1日2回。専属シンガーのMARKOをはじめ、DJ.MUROやジャズヴォーカリストのTOKUらのサポートやレコーディングにも参加する中村新史、綾戸智絵のツアーサポートも務める今出宏など、様々なアーティストが日替わりで演奏。ジャズ、ソウル、R&B、AOR、80年代のネオアコなど、ジャンルも多彩だ。生演奏のない時間帯には、DJがジャズやソウルをプレイ。これらすべてをミュージックチャージなしで楽しむことができる。
目の前でミュージシャンの演奏を眺めつつ、「ハートランドビール」に酔うも、本格的な食事を楽しむも良し。ステージは見えないものの、オーセンティックな雰囲気のバーカウンターに座し、ミクソロジストが腕をふるうプレミアムスピリッツと摘みたてのフルーツのカクテル片手に、生演奏をBGMにするという贅沢な楽しみ方をするも良し。音楽、酒、食事の楽しみ方を自在に組み合わせ、スマートに使いこなすのが、大人の粋である。
取材・文/高橋かおり 写真/横田敦史
1.生演奏を間近で見たければ、ステージ正面にあるカウンターかテーブル、プライベートルームを予約したい。
2.3. 真っ白なピアノが鎮座するステージでは、月曜~金曜日の毎晩、生演奏のライブが繰り広げられる。ライブは日替わりで、毎晩2ステージ行われる。
4.「ハートランドビール」800円に合わせたいのは、「コンテチーズを練りこんだシュー 自家製鴨の生ハム添え」7000円のコースの一品。チーズの旨味と風味がゲランドの塩をきかせた鴨と絶妙に合い、ビールがすすむ。後ろは「和牛の頬肉の赤ワイン煮込み ジャガイモのピュレ タマネギの塩釜焼添え」2500円。
M・TOKYO
東京都中央区八重洲1-9-9 東京建物ビルB1F
03-6225-5494
18:00~27:00
日、土(要問い合わせ)
サービス料15%


