「バー ミラー ボール」は、横須賀の米軍キャンプが経営する将校クラブでブラックミュージックに開眼し、その後、新宿を中心とした東京近郊のディスコでダンサーとして活躍、現在は「JIN DANCE FACTORY」でダンス指導をするJINさんと、パートナーのKaoruさんが、ダンススタジオの地下にオープンしたソウルバーである。
平日は、ゲストの世代や好みに合わせて、ソウル・ファンク・ジャズ・ブルース・R&B・HIPHOP・ディスコなど、JINさんが選曲。ダンサーから音楽好きまで、ハートをがっちりつかんでいる。金・土曜の週末にはDJが入り、踊りに来た人でフロアがあふれる。20代から50代と幅広いゲストの要望に応え、テンプテーションズやマービンゲイなどのステップ系からいまどきのヒップホップまで、世代を超えて楽しめる選曲を心がけているという。「若者達に大人が粋な遊び方を教える、そんな場所が理想ですね。」とKaoruさんが語るように、かつてディスコで遊んでいた大人達が、当時のステップを若い人に教える光景も珍しくないのだとか。
チャージもサービス料もなし。ドリンクはほぼ1コイン(500円)というリーズナブルさも魅力のひとつ。さらにユニークなのが、おつまみ類だ。「ぶらさがりおつまみ」は、茎わかめ、いかくん、ビーフジャーキーなどの乾き物が、文字通りカウンターの上からぶらさがっているもの。またカウンター上のカゴには、昔懐かしい“うまい棒”などの駄菓子や、“おでんたまご”、“焼肉”、“やきとり”などの缶詰が置かれている。空き瓶にお金を入れるという、自由で気軽なスタイルも楽しい。
青春時代の曲が流れるこの店は、ディスコブーム全盛期を体験した世代にとっては、ワクワクドキドキしていたあの頃に戻れる聖地。また20代の若者にとっては、ブラックミュージックカルチャーに出逢える希少な場。「バー ミラー ボール」は、音楽好き、ダンス好きにとって憩いの場なのだ。
取材・文/高橋かおり 写真/関根則夫
1.2003年にオープン。定期的にライブや、ダンサーのパフォーマンスなどが行われる。
2.店名の由来ともなったお店のシンボル、ミラーボール。DJは第2金曜はOSAが、そのほかはHIRO、eisuke、JUNらが務める。ターンテーブルを回してみたいお客様大歓迎とか(アナログレコードは持参)。
3.駄菓子のうまい棒は3本で200円、缶詰は300円、カウンター上から下がる「ぶらさがりおつまみ」300円。空き瓶にお金を入れても、後でまとめて清算してもOKだ。
4.ダーツやスロットマシンなどのゲームもある。
5.「キリンラガービール」500円と、ぶらさがりつまみの「こんがり 焼きままかり」300円。オーダーを受けてから作るポップコーン300円も人気が高い。
Bar Mirror Ball
東京都狛江市岩戸北4-17-25 B1F
03-3488-1577
21:00~
火
チャージなし、キリンラガービール500円、ハイネケン500円、きつねうどん500円、ラーメン500円など


