infoCurious とは、informationとCuriousを合わせた造語で、「好奇心を活性化させる」という意味。映像作家であるオーナーが9年前にオープンさせた「Bar infoCurious」は、そんな意を持つアーティスティックな空間である。
コンクリート打ちっぱなしのモダンな店内。取材で訪れた時には、むき出しのコンクリート壁に写真が展示され、奥の壁面に備えられたプロジェクターには映像が流れていた。そして四隅に配置されたJBLのスピーカーから聞こえるのは、ジャズやボサノバ。コンクリートの壁面に跳ね返り、反響する音がまた心地よい。「音楽とアート、そしてお酒を、お客様が思い思いに楽しみ、好奇心を活性化していただければと思っています。ダーツやチェスなどをされる方もいれば、ゆったりシガーを吸われる方もいるんですよ」と語るのは店を守る大畑英之さん。
店内は、一ヶ月単位でギャラリースペースとして無料で貸し出され、絵画や写真、彫刻、映像などが展示される。3月には写真と絵を融合させたFumie Asanoの展示「FIND ME!!」が予定されている。
さらに木曜日にはライブを開催。第1木曜はジャズのスタンダードナンバーを中心に演奏するROUTE、第2・4木曜はボーカル&ギターのDUWRITE MAY、第3木曜はサックスのHAN SATOのステージが繰り広げられ、いずれもミュージックチャージなしで楽しめる。普段はジャズ、ボサノバ、ヒップホップジャズ、80'sなどのCDを流しているが、ほとんどの音源が客の持ち込みだという。BGMも、ゲストひとりひとりが自分流のスタイルで楽しめるというわけ。あらゆる人の好奇心を満たす術が待つ、至福の一軒だ。
取材・文/高橋かおり 写真/関根則夫
1.デザイナーズチェアが並ぶ、モダンな雰囲気の店内。常連客のマイグラスや抹茶碗などが飾られ、こだわりの客が集う様がみてとれる。ダーツ、チェスなども楽しめる。
2.ライブは毎週木曜の22時~、23時~の2ステージ。
3.JBLのスピーカーを配置。イベントではUREIのオーディオシステムを使うこともある。
4.ギャラリーの展示内容は、一ヶ月ごとに変わる。
5.イカスミやハーブ系、チョリソーなど、多彩な味が楽しめる「五色のソーセージ」1260円。「キリン ハートランド」840円とも好相性だ。
Bar infoCurious
東京都港区麻布十番3-6-9 ヒルサイド麻布B1F
03-5439-9337
19:00~翌4:00
なし
チャージ525円、サービス料10%、色野菜のピクルス735円、パルマ産プロシュート1260円、ペンネアラビアータ1050円など


