ブランキー・ジェット・シティーにBOOWY、矢沢永吉に尾崎豊……。彼らの曲が流れてくると青春時代を思い出す、という人も多いだろう。あの頃、彼らのライブに足を運んで熱狂していた人も、小遣いを貯めてレコードを買っていた人も、当時の興奮に浸れる場所がある。
六本木の「LA35(ライブ・アベレージ・サーティファイブ)」はその名のとおり、35歳前後をターゲットに据えたミュージック・ラウンジ・バー。ミラーボールが回るダンスフロアでは、伝説のライブ映像を130インチのスクリーンで放映している。JBLのスピーカーから聞こえる音楽は、大音量かつ高音質。まるで目の前でライブが行われているような錯覚に酔いながら、拳を突き上げたり体を揺らしたり。誰もが日常を忘れ、青春時代にタイムスリップしている。
踊り疲れたら、コンクリート壁の向こうにあるラウンジでひと休み。シャンデリアが輝くラグジュアリーなスペースで、ゆったりとお酒が楽しめる。1980年代を彩ったJポップの名曲に耳を傾けながら、同世代の仲間と思い出話に花を咲かせるもよし、ひとりじっくりと感情移入するもよし。もちろん、「あの曲が聞いてみたい」というリクエストもOKだ。
特定のアーティストをフィーチャーしたイベントも好評だ。これまでに、「布袋ナイト」「ブランキー・ジェット・シティー・ナイト」「矢沢ナイト」などを開催。昔をなつかしむスーツ姿の大人たちはもちろん、当時を知らない若い世代もいっしょになり、深夜まで盛り上がりをみせている。
時を経た今、改めて聴いてみると、1980年代の音楽の素晴らしさに気づかされる。色あせない名曲を聴きながら、楽しかったあの頃を思い出す。たまには六本木の真ん中で、そんな夜を過ごすのもいいだろう。
取材・文/渡辺裕希子 写真/岡村智明
1. 130インチの大画面に、伝説のライブ映像が映し出される。大音量の重低音が響き、迫力満点。鳥肌が立つほどの興奮が味わえる。
2. なつかしの音楽をつまみに会話が楽しめるラウンジスペース。デザイナーズブランドのソファやテーブルが並び、高級感が漂う。
3. テンションが上がらずにはいられないミラーボールの輝き。踊り疲れたら、ラウンジスペースの向かいにあるバーカウンターで一杯。カクテルとワイン、ビールのほか、焼酎と梅酒も提供。
4. 六本木五丁目交差点の近くにある、雑居ビルの5階。地下鉄六本木駅からは、歩いて5分程度の距
離だ。
5. 巨峰のリキュールとアマレットをベースにしたオリジナルカクテル「ライブ35」800円。「ハートランド(生ビール)」は800円。
LA35 六本木店
東京都港区六本木3-15-24 アリエスビル5F
03-3475-3350
19:00~深夜2:00
月
エントランス料 男性3000円(2ドリンク)、女性2000円(2ドリンク)


