日本一映画館が多いと言われる街、渋谷。ここ数年はQ-AXシネマ、シネマGAGA!(06年)、シアターN、シネマ・アンジェリカ(05年)などのミニシアターが続々とオープンし、ますます盛り上がりを見せている。どこで観るかによって映画の印象がガラリと変わるだけに、劇場選びはハズせないポイント。いい映画館を知っていれば、それだけいい映画に出会う可能性も高まるというものだ。
シネ・ラ・セットは、2003年にシネカノン直営のデジタル専門館としてオープンしたミニシアターのひとつ。小規模な日本映画やドキュメンタリー作品など、他ではめったにお目にかかれないラインナップが揃い、映画好きにも評価が高い。
また、趣向を凝らした映画の見せ方も、ここでの楽しみ。ソファーやベンチシートなどが置かれ、ビール片手に映画を楽しむことができるフリースペースの他に、
じっくり作品に浸れる通常シートも用意され、なんだか自由な雰囲気。映画好きが多い大人な客層のせいか、マナーに対しての苦情もほとんどないそうだ。
「良質な作品を良質な劇場で」を信条に、映画製作から配給、劇場運営まで、映画作りのすべてのプロセスを行うシネカノンのこだわりが、遊び心ある映画館を作っている。
写真/関根則夫


渋谷シネ・ラ・セット
渋谷区道玄坂2-23-12 フェンテヒスビル3F
03-5458-9267
上映作品により異なる
なし
一般1800円/大高1500円/会員1300円
中学・小人(3歳以上)、シニア(60歳以上)1000円



