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webマガジン e-days(イーデイズ)東京 大人の遊び場DININGその他の都内Live Cafe Again | ライヴカフェ アゲイン

蓄音機の魅力に浸れるカフェ。落語や演劇、DJイベントも開催
Again

 レコードショップの地下にある「Live Cafe Again」。この店には、2つの顔がある。

 ふだんは、穏やかな時間が流れるカフェ。壁一面にCDジャケットが飾られ、イギリス製の手巻き蓄音機が鎮座している。「お客様に蓄音機の魅力を知って欲しくて、SPレコードをかけているんです。皆さん、音の素晴らしさに驚かれますよ」と話してくれたのは、マスターの石川茂樹さん。歌謡曲やジャズなど多彩なレコードが揃うが、特に興味深いのが“元祖コミック・ソング”と呼ばれるバートン・クレーンのコレクションだ。

「バートン・クレーンは、昭和初期にカタコトの日本語でジャズ・ソングを唄っていた外国人です。今でもSPマニアの間で、人気が高いんですよ。酒と女とお金の歌ばかりなんですけどね」と笑う石川さん。こうした隠れた名曲を聴きながら、手づくりのスイーツやコーヒー、カクテルと共にくつろぐのもいいだろう。

 週末や平日の夕方には、さまざまなイベントが開催されるライブスペースとなる。なかでも歌謡曲ファンにとって見逃せないのが、月に1度のDJイベント「ほのぼのSP講座」だ。昭和初期から美空ひばりまで、貴重なSPレコードを専門家の解説付きで紹介。当時を知らない世代にも、笑いを交えて分かりやすく説明してくれる。

ほかにも、月に1度は村田和人の定例ライブと高山広の一人芝居を、2カ月に1度はテーブルを高座に見立てた「アゲイン寄席」を開催するなど、独創的なイベントを次々と実施。オープンしてわずか2年だが、大瀧詠一もラジオの収録で顔を出したり、大物アーティストや落語家、芸人も数多く出演している。

「音楽も落語も芝居も、みんなで楽しめる店にしたかったんです」と石川さん。ジャンルにとらわれずさまざまなカルチャーに触れることで、新しい世界が見えてくるはず。退屈とは無縁の、とっておきの一軒だ。

取材・文/渡辺裕希子 写真/田頭真理子

Again

1. 明るい雰囲気で、女性客も多い。自家製オムライスやカレーなど、フードメニューも充実している。
2. 1930年代に製作された、イギリス製の蓄音機。まるで目の前で歌手が歌っているような、リアルな音質が楽しめる。
3. マスターの石川茂樹さんは、2005年にSP復刻音源「バートン・クレーン作品集」を自費出版した。CDは店内でも販売されているので、興味のある人は声をかけてみよう。
4. 店内には、マスターが70~80年代に足を運んだコンサートチケットの半券も展示。ジャクソン・ブラウンやジェイムス・テイラー、イーグルスなど、眺めているだけでワクワクする。
5. 手づくりの「バナナシェイク(プレーン)」500円は、甘さ控えめでやさしい味わい。あずきと豆乳のシェイク「バナナビーンズ」600円も人気だ。

Live Cafe Again

住所 東京都品川区小山3-27-3 ペットサウンズ・ビルB1F

電話番号 03-5879-2251

営業時間 12:30~23:30

休日 不定休

金額 ライブチャージはイベントによって異なる

URL http://www.cafe-again.co.jp/



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