“Summertime”楽器別ワンポイント・レッスン keyboard
1)弾き過ぎるな!“出と引っ込み”の美学
KBプレイヤーがよく陥る罠に「弾き過ぎ」がある。ソロのときはそれもいいけど、バッキングに回ったときでも音を出しまくりという演奏をよく聴くが、これは他のメンバーにとっては邪魔以外のなにものでもない。弾くべき場面とそうでない場面とをよ~く見極めることが非常に重要だ。そう、“出と引っ込み”がバッキングでは最重要事項なのだ。特にギターと一緒のときは、同じコード楽器なのでお互いに注意が必要。参考映像-1のように、音を抜くときはとことん抜いてみよう。
2)ピックアップ*でキメろ!
“弾き過ぎ”もそうで、無理に目立とうと思うとろくな結果を生まないものだが、“確実な役どころでさりげなく目立つ”のは、全く無理がなくしかも最も効果的にスポットを浴びることができる美味しい方法。KBが先ず曲の冒頭で輝けるのはイントロ部分、それも入りのポイントであることが多い。先ずはここをカッコ良くキメることが脚光を浴びる第一歩である。そのためにはピックアップ*で入ることが重要、さりげなく他より一足早く音出ししてイントロの主導権を握るのだ。参考映像-2はドラムカウントの途中から入るフレーズ例、KBならではの入り方だ。
ピックアップ*:小節1拍目より手前から入ること。弱起、アウフタクト、リードインとも呼ばれる。



