26年の歳月を経て、ザ・クラッシュ幻のライヴ音源をリリース!

LIVE AT SHEA STADIUM / The Clash
ライヴ・アット・シェイ・スタジアム / ザ・クラッシュ
Epic Records
2008年10月22日発売
<通常盤>
EICP-1061 \2,520(税込)
<初回生産限定盤>
EICP-1060 \3,150(税込)
豪華パッケージ&オールカラー32Pブックレット
(特殊紙)デジブック仕様
【曲目】
1.イントロダクション
2.ロンドン・コーリング
3.ポリス・オン・マイ・バック
4.ブリクストンの銃
5.トミー・ガン
6.7人の偉人
7.アルマゲドン・タイム
8.7人の偉人(Return)
9.ロック・ザ・カスバ
10.トレイン・イン・ヴェイン
11.出世のチャンス
12.スペイン戦争
13.クランプダウン
14.イングリッシュ・シヴィル・ウォー
15.シュド・アイ・ステイ・オア・シュド・アイ・ゴー
16.アイ・フォート・ザ・ロウ

Revolution Rock(DVD)/ The Clash
レヴォリューション・ロック / ザ・クラッシュ
Epic Records
2008年10月22日発売
EIBP-108 \3,990(税込)
【曲目】
1.トゥモロウ・ショウ・ウィズ・トム・シュナイダー
2.NBCライヴ・アット・ファイヴ
3.ポリスとコソ泥
4.ホワッツ・マイ・ネーム
5.キャピタル・ラジオ1
6.白い暴動
7.反アメリカ
8.ロンドンは燃えている
9.1977
10.ハマースミス宮殿の白人
11.トミー・ガン
12.セイフ・ヨーロピアン・ホーム
13.ロンドン・コーリング
14.クランプダウン
15.ブリクストンの銃
16.トレイン・イン・ヴェイン
17.ディス・イズ・レディオ・クラッシュ
18.7人の偉人
19.新型キャディラック
20.シュド・アイ・ステイ・オア・シュド・アイ・ゴー
21.権利主張
22.出世のチャンス(ライブ・ヴィデオ)
23.クレジット
1982年10月12日と13日、ザ・フーの解散ツアーの一環として行われたニューヨークのシェイ・スタジアム公演2日目、オープニング・アクトを務めたザ・クラッシュ幻のライヴ音源が、26年の歳月を経て突如リリースされた。
もともと本作は、グリン・ジョーンズのプロデュースの下、リリースを前提にライヴ録音されたものだけに音質やミックスは素晴らしく、単なるレア発掘音源とは次元の違う作品。お蔵入りしていた理由は、しばらく後にミック・ジョーンズがジョー・ストラマーから解雇されるなどゴタゴタがあってタイミングを逸してしまっていたからで、ジョーの死後に彼の家でマスターテープが発見され、今回発表されることになったのだとか。
因みに当時のクラッシュは、全米トップ10ヒット曲「ロック・ザ・カスバ」を含む『コンバット・ロック』でブレイクし、最もアメリカで成功したイギリスのパンク・バンドとして人気のピークにありながら、同年にはドラッグ問題からドラマーのトッパー・ヒードンを解雇し、更にはジョーとミックの確執など、一触即発の状態にあった。しかしながらこれが上昇気流に乗ったバンドの勢いなのか、このライヴには弾けるような躍動感と、恐いもの無しの瑞々しい覇気や渦巻くようなエネルギーが漲っていて圧倒される。惜しむらくはドラマーが、長い間クラッシュを支え、同年1月の最初で最後の来日公演にも同行したトッパー・ヒードンではなく、急遽呼び戻された初代メンバーのテリー・チャイムスだったことだが、それでも演奏面は申し分なく、むしろメンバー間にある張り詰めた空気感のようなものが、サウンド全体にピリッとした緊張感を与えているのが素晴らしい。これを聴けば当時、ピート・タウンゼントが、自分達の後継者だと認めていたからこそクラッシュをサポート・バンドに指名したという話も頷ける。
約50分、全16曲のセットリストは、来日公演時とも大きくは違わない彼らのベスト選曲と呼べるもので、改めてクラッシュの曲はメロディもメッセージも質が高いと再認識させられる。そして粗っぽい演奏からしっかり伝わる本物のロック、パンクならではの熱い息吹に、彼らのファンなら当時のことを想い出し、気分が高揚して血が騒ぎ始めること間違いなしで、改めてジョー・ストラマー、ミック・ジョーンズ、ポール・シムノンという個性的な3人のカッコ良さに男惚れせずにはいられない。
今回のリリースには、初回限定生産のデジブック版もある他、77年から83年の彼らの歴史をライヴで追ったドキュメンタリーDVDも同時発売されているので是非チェックして欲しい。因みにDVDには、このシェイ・スタジアムでのライヴ映像や80年初来日公演の映像等、未発表映像も多数収録されているのでファンは必見だ。

