リイシュー4作品が同時発売!ザ・フーの音楽的魅力を再発見するチャンス

A Quick One Box / THE WHO
『ア・クイック・ワン』 〜コレクターズ・ボックス
日本独自企画 / 初回生産限定 / シリアル・ナンバー入り
SHM-CD2枚組み
UICY-93539/40 \10,000(税込)
2008年11月12日発売
【Disc 1(モノ)】
1.ラン・ラン・ラン 2.ボリスのくも野郎 3.アイ・ニード・ユー 4.ウィスキー・マン 5.恋はヒートウェーヴ 6.くもの巣と謎 7.ふりむかないで 8.恋のマイ・ウェイ 9.ソー・サッド・アバウト・アス 10.クイック・ワン 11.恋のピンチヒッター 12.恋のサークル 13.アイム・ア・ボーイ 14.イン・ザ・シティー 15.バットマン 16.バケット・T 17.バーバラ・アン 18.ディスガイジズ 19.ハッピー・ジャック 20.寂しい別れ 21.恋のピンチヒッター (USシングル・ヴァージョン) 22.アイム・ア・ボーイ 23.バットマン (インストゥルメンタル) 24.ハッピー・ジャック (アコースティック・ヴァージョン) 25.ハッピー・ジャック (オルタネイト・ミックス)
【Disc 2(ステレオ)】
1.ラン・ラン・ラン 2.ボリスのくも野郎 3.アイ・ニード・ユー 4.ウィスキー・マン 5.恋はヒートウェーヴ 6.くもの巣と謎 7.ふりむかないで 8.ソー・サッド・アバウト・アス 9.クイック・ワン 10.アイム・ア・ボーイ 11.イン・ザ・シティー 12.バットマン 13.バケット・T 14.バーバラ・アン 15.ディスガイジズ 16.寂しい別れ 17.マン・ウィズ・マネー 18.マイ・ジェネレーション〜希望と栄光の国 19.アイム・ア・ボーイ (オルタネイト・ヴァージョン)

TOMMY / THE WHO
『トミー』 〜デラックス・エディション
UICY-93746/7 初回限定盤 ¥4,200(税込)
2008年11月12日発売
【DISC 1】
1.序曲 2.イッツ・ア・ボーイ 3.1921 4.すてきな旅行 5.スパークス 6.光を与えて 7.クリスマス 8.従兄弟のケヴィン 9.アシッド・クィーン 10.アンダーチュア 11.大丈夫かい 12.フィドル・アバウト 13.ピンボールの魔術師 14.ドクター 15.ミラー・ボーイ 16.トミー、聞こえるかい 17.鏡をこわせ 18.センセイション 19.奇蹟の治療 20.サリー・シンプソン 21.僕は自由だ 22.歓迎 23.トミーズ・ホリデイ・キャンプ 24.俺達はしないよ 25.シー・ミー・フィール・ミー〜リスニング・トゥ・ユー
【DISC 2】
1.アイ・ワズ 2.クリスマス (アウトテイク3) 3.カズン・ケヴィン・モデル・チャイルド 4.ヤング・マン・ブルース (ヴァージョン1) 5.トミー、聞こえるかい (別ヴァージョン) 6.トライング・トゥ・ゲット・スルー 7.サリー・シンプソン (アウトテイク) 8.ミス・シンプソン 9.歓迎 (テイク2) 10.トミーズ・ホリデイ・キャンプ (バンド・ヴァージョン) 11.俺達はしないよ (別ヴァージョン) 12.ドッグズ (パート2) 13.イッツ・ア・ボーイ 14.すてきな旅行 15.クリスマス 16.大丈夫かい 17.ピンボールの魔術師

LIVE AT LEEDS / THE WHO
『ライヴ・アット・リーズ』 〜デラックス・エディション
UICY-93748/9 初回限定盤 ¥4,200(税込)
2008年11月12日発売
【DISC 1】
1.ヘヴン・アンド・ヘル 2.アイ・キャント・エクスプレイン 3.フォーチュン・テラー 4.いれずみ 5.ヤング・マン・ブルース 6.恋のピンチヒッター 7.ハッピー・ジャック 8.アイム・ア・ボーイ 9.クィック・ワン 10.サマータイム・ブルース 11.シェイキン・オール・オーヴァー 12.マイ・ジェネレイション 13.マジック・バス
【DISC 2】
1.序曲 2.イッツ・ア・ボーイ 3.1921 4.すてきな旅行 5.スパークス (インストゥルメンタル) 6.光を与えて
7.クリスマス 8.アシッド・クイーン 9.ピンボールの魔術師 10.大丈夫かい 11.フィドル・アバウト 12.トミー、聞こえるかい 13.ドクター 14.ミラー・ボーイ 15.鏡をこわせ 16.奇蹟の治療 17.サリー・シンプソン 18.僕は自由だ 19.トミーズ・ホリデイ・キャンプ 20.俺達はしないよ

Who's next / THE WHO
『フーズ・ネクスト』 〜デラックス・エディション
UICY-93750/1 初回限定盤 ¥4,200(税込)
2008年11月12日発売
【DISC 1】
1.ババ・オライリィ 2.バーゲン 3.ラヴ・エイント・フォー・キーピング 4.マイ・ワイフ 5.ソング・イズ・オーヴァー 6.ゲッティング・イン・チューン 7.ゴーイング・モービル 8.ビハインド・ブルー・アイズ 9.無法の世界 10.ベイビー・ドント・ユー・ドゥ・イット 11.ゲッティング・イン・チューン 12.ピュア・アンド・イージー 13.ラヴ・エイント・フォー・キーピング 14.ビハインド・ブルー・アイズ 15.無法の世界 (未発表ヴァージョン)
【DISC 2】
1.ラヴ・エイント・フォー・キーピング 2.ピュア・アンド・イージー 3.ヤング・マン・ブルース 4.タイム・イズ・パッシング 5.ビハインド・ブルー・アイズ 6.アイ・ドント・イーヴン・ノウ・マイセルフ 7.トゥー・マッチ・オブ・エニシング 8.ゲッティング・イン・チューン 9.バーゲン 10.ウォーター 11.マイ・ジェネレイション 12.ロード・ランナー 13.ネイキッド・アイ 14.無法の世界
ザ・フーの初単独来日ツアーの記念盤のようなタイミングで、日本でも人気の高い彼らの代表作3枚と、1966年リリースのセカンド・アルバム『ア・クイック・ワン』がリイシューされた。
今回の注目は高音質のSHM-CDでの初リイシューが話題だが、紙ジャケ・パッケージにアウトテイクスやデモ等を纏めたボーナス・トラックCDやブックレット等を付けた、特別デラックス・エディション(初回限定)での発売なのも嬉しい。
まず『ア・クイック・ワン〜コレクターズ・ボックス』は、この8月にリイシューされて好評だった『マイ・ジェネレーション〜コレクターズ・ボックス』に続く豪華ボックス・シリーズの第2弾。60年代中期に初めてステレオという技術が開発された際、それまでのモノラル盤との2種類(ミックス違い)が同時発売されたことから、このシリーズではモノとステレオ・ミックスの両ヴァージョンを完全収録というのがポイントだ。更にアルバムだけでなく、初めて関連シングル/EP収録曲もオリジナル・マスターから96k/24-bitの高音質でリマスターして収録している他、未発表インストゥルメンタル・トラック「バットマン」、「ハッピー・ジャック」のアコースティック・ヴァージョン、「アイム・ア・ボーイ」の2種類のオルタネイト・ヴァージョン等、セカンド作に関連するほぼ全てのレア音源が纏められているのはマニアも大満足に違いない。
更に付録として、当時、世界各国が独自に制作した7種類のLPジャケットをCDサイズで復刻。加えてこれも当時各国で制作したシングル/EPの紙ジャケット20種類をCDシングル・サイズで復刻し、ボックスにはシリアル・ナンバー入りというのもコレクター心をくすぐる。
また本作は、マネージャーの提案でメンバー全員が曲を提供した唯一のアルバムとしても有名で、キース・ムーン作曲の「アイ・ニード・ユー」は隠れ名曲として知られている。名曲と言えばタイトル曲の「クイック・ワン」は、後の大作ロック・オペラへの布石となった9分超のミニ・ロック・オペラで、当時としては極めて斬新な実験ソングと言えるだろう。またモータウン・カヴァーの「恋のヒートウェーヴ」と「ソー・サッド・アバウト・アス」の2曲は、70年代にポール・ウェラー率いるザ・ジャムがカヴァーしたことでも知られるだけに、聴き所の多いアルバムだ。
そしてザ・フーの人気と名声を決定付けたロック史に残る傑作ロック・オペラ『トミー』は、映画、ミュージカルでも大ヒットした作品だけに説明は不要だろう。今回のリイシューは、1969年のUK初回リリース時の2枚組の3面見開きジャケットとシリアル・ナンバー入りの12ページ・ブックレットをCDサイズで忠実に再現し、日本初回盤LPの帯も復刻。更に72年にUKでバラ売りされた際のLPジャケット2種類をCDサイズで復刻してボーナス紙ジャケとしてセットされているのが嬉しい。またボーナスCD全17曲は、前回のデラックス・エディション“SACD”盤と内容は同じながら、更に高音質で楽しめるというわけだ。
続く1970年リリースの名作ライヴ『ライヴ・アット・リーズ』は、やはりこれまでのリリースされた音源中、最もライヴならではの臨場感が味わえるシャープな音像となっているのが何よりも嬉しい。パッケージはこれもUK初回リリース時のポケット式見開きジャケットを再現し、マーキーのポスター等、計12点のオマケ書類等を忠実に再現した上で、日本初回盤LPの帯も復刻。ボーナス紙ジャケにはスペイン、ブラジル、コロンビア盤という各国レア・ジャケットのミニチュア版まで付属。またボーナスCDは既発表ながら、同じ日に演奏した『トミー』のほぼ全曲を収録しているので、前回の『デラックス・エディション』を買いそびれていたファンは要チェックだろう。
最後にスタジオ・アルバムの最高傑作との誉れ高い1971年の『フーズ・ネクスト』は、ロック史上初めてシンセサイザーのループを取り入れた名曲「ババ・オライリー」や「無法の世界」等、ザ・フーのコンサートでは欠かせない名曲揃いのアルバムとして人気の名盤だ。これもUK初回リリース時のジャケットを忠実に再現した上で、日本初回盤LPの帯を復刻。ボーナス紙ジャケとしてスペイン、メキシコ(見開き)盤のミニチュアを付けるなど、ファンにとっては至れり尽くせりのリイシューとなっている。
というわけで、ザ・フーの代表作を高音質のCDで聴き直すにはこれ以上良い機会はないだろう。昔から欧米ではビートルズ、ストーンズと並ぶイギリスの大物ロック・バンドとしてのポジションを確立しながら、何故か日本では正当に評価される機会に恵まれなかっただけに、今回の来日とリイシュー、映画の公開などによって、彼らの個性派バンドとしての多彩な音楽的魅力をぜひ再発見して欲しい。

