第3回『あなたはフェンダー派?ギブソン派?それとも…』
俗にフェンダータイプ、ギブソンタイプと呼んで2大別することも多いギター世界だが、この2つは、ピックアップではシングルVSハムバッカー、ボディはフラットトップVSアーチドトップ(ボディ表面が平らか盛り上がってるか)、スケールは25.5インチVS24-1/3インチ、ブリッジはトレモロアームvsストップテールピース...というように、どこまでも対照的な仕様ではっきりと個性が別れる。
さて、あなたはどちらが好きですか?
100年の時を積み重ねた王者の風格の味わい「ギブソン」か、はたまたかつてベンチャーの雄であり先進の気概に溢れたサウンドを今に伝える「フェンダー」か。もう少し機種的に言えばこれは、レスポール+ES335軍団vsテレキャスター+ストラトキャスター部隊という線引きでもある。
テレキャスターをデビューさせたレオ・フェンダーが、続けて世に送り出したのがストラトキャスターだ。ストラトと言えば先ず思い浮かぶのがジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトンだろう。彼等がこぞって使用してきたことでストラトキャスターは不滅の地位を獲得した。'69年夏のあのウッドストックではジミヘンがストラトキャスター、ジョー・コッカーのバンドがレスポール、サンタナはSGを使用。またこの頃、クリーム時代のクラプトンはまだES335使用でストラトキャスターに変わるのはもう少しあとのことだ。当然だが当時の世界中のギター小僧がこれらの影響をたっぷり受け、ここからフェンダーとギブソン両者の“終わり無きバトル”は開始されたのだ。 さて、あなたはフェンダー派? ギブソン派?それとも……。

