
【オフィシャルサイト】
http://konno-hideaki.com/
【ライブ・スケジュール】
12月5日(金)大阪・梅田 MAMBO CAFE
OPEN 19:30 START 20:30 with Orange Rounge
前売2,500円 当日3,000円(1ドリンク)※50名様限
問い合わせ:06-6343-8602
12月6日(土)姫路市 maja (マハ)
OPEN 20:00 START 21:00
前売2,500円 当日3,000円(1ドリンク)
問い合わせ:079-228-6659
12月10日(水)下北沢 クラブ440
~『ぼくにできること』リリースパーティ~
OPEN 18:30 START 19:00 / 龍平&バロン ゲスト有
前売2,700円 当日3,000円(ドリンク別)
問い合わせ:03-3422-9440
12月14日(日)青山 SPIRAL EATS and MEETS Cay
OPEN 17:30 START 19:00 / withううじん・tico moon
前売 3,000円 当日 3,500円
問い合わせ:03-3498-1171
12月21日(日)広島県竹原市 スズヤ楽器店跡地
OPEN 17:30 START 18:00
前売2,000円 当日2,500円
12月22日(月)名古屋 TOKUZO
OPEN 18:30 START 19:30
12月23日(火)つくば市 Kitchen Soya
with 安宅浩司、龍平&バロン
12月27日(土)代田橋 CHUBBY

今野英明
『ぼくにできること』
cutting edge CTCR-14600 価格:¥2,800(税込)
2008年11月19日発売
【収録曲】
1.国立 Is The Place For Me
2.Pretty Lickle Marmaid
3.きのう夢見た街
4.穴だらけのブルース
5.気分を変えよう
6.涙にじんじゃうくらい
7.君が歌ってくれた歌
8.年老いた子供たち
9.ぼくにできること
10.Happy Go Lucky
90年代にシーンを賑わせたオーセンティックスカ・ブームにあって、ロッキング・タイムのリーダー&ヴォーカルとして我々の前に現れた今野英明の動きが活発だ。
2004年のグループ解散後、彼が手にしたのが何とウクレレ。スカ・ブーム時代から、ずば抜けた表現力で、スカパラと並んでメジャーフィールドで歌ってきた今野、それまでにも個人レベルで研究していたと言うウクレレ&ヴォーカルの弾き語りで全国行脚を敢行。折からのカフェブームとリンクする形で、現在ではほぼ毎週末をどこかのカフェ、イベント出演などで気楽な弾き語りデイズを楽しんでいる。
そして、今回発売された久々のアルバム『ぼくにできること』は、3年以上に渡る、彼にとって最もリアリティのあるシーンというカフェ/リラックス・カルチャーのフィールドワークをベースに生まれた。アルバムの伴奏を努めるのは、今野の提唱により三木鶏郎ら昭和ポップスカヴァーを行なうプロジェクト、'東京ランデヴー'のメンバーが母体。自身もアコースティックスィングに傾注した作品を出した細野晴臣氏をして、すごく歌いやすいバンド、というだけのことはあるアコースティックシーンの凄腕集団である。
アルバムはロード・キチナーのカリプソのアンサーソング「国立is the place for me」で幕を開ける。ミュートビート~リトルテンポらと同じく中央線音楽シーンから発生し、フィッシュマンズやbonobosら、後発アーティストに多大な影響を与えた今野の面目躍如といったところ。他にもアルバムには、レイ・チャールズ調のクラブブルーズやら、黒光りするタンゴやら、まるで中央線沿いの中古盤店のような雑多ぶり。ソロになってからの今野が、全国各地のビーチ沿いイベント出演が多いことから'しょうゆ味のジャック・ジョンソン'と評した人がいたが、さしずめアルバムでの今野は'中央線リラックス・カルチャー発。国立のタジ・マハール'とでも呼びたい仕上がり。
そして、どんなリズムアレンジにあっても企画倒れに終わらないのは、今野の歌の持つ希求力あってこそ。決して明るいだけではない、ビターな世界観もたたえたこのアルバムを聴くと、高田渡のDNAが、吉祥寺『いせや』(伝説の立ち飲み焼き鳥屋さん)経由で遺伝したね! とか言ってあげたくなるのだ。
文=本根 誠(ramblin)