舟甚


贅沢な街、銀座を気取らずに満喫

 新しいお店やビルが次から次へとオープンする東京・銀座。そんな変貌著しい洗練された街の真ん中あたりに、「どこか懐かしい情緒を醸し出す“赤提灯”のお店がある」という話を聞いた。ナニナニ? 赤提灯のお店があるの? それも銀座に? もしホントならば、ぜひ訪れてみたい。真相を確かめるべく、とある夕刻、私は銀座へと繰り出したのであった。
 銀座四丁目の交差点を数寄屋橋方面に進み、何本目かの路地(詳しくは地図を見てね)を新橋方面に進むこと数十秒……、アン・ビリーバブル! 大きな赤提灯が、私の目に飛び込んできた。店の名は「舟甚」。早速、エレベーターでお店がある3階へ。店内は、広すぎず、狭すぎずのちょうどいい大きさ。また、店員さんたちもとても気さくで安心感がある。
 さて、今回はイチオシメニューであるという「白エビの唐揚げ」と、ビールを注文。“富山湾の白い宝石”と称される白エビは、富山を代表する珍種のエビ。特有の甘みと程よい塩っ気、さらにサクサク食感と、“ラガーに合う三大条件”といわれる(私が勝手に考えたんだけど)すべてを兼ね備えていて、頼もしい一品であった。
 その他にも、「北海道ほたて刺」(735円)や「天然・青森平目昆布〆」(800円)、「明石地だこ刺」(735円)、「天然・福岡かんぱち刺」(800円)などなど、築地から仕入れる全国各地の魚介がかなりリーズナブルに味わえる。ちなみに「お茶漬け」なら490円、さけといくらを使った「わっぱ飯」(味噌汁付)でも950円。これは、普通の居酒屋と比較しても安い。銀座にありながらかなりの安心価格でございます。こんなお店があるのだから、きっと銀座界隈で働く人たちも、飾らず、気取らず、思いっきりくつろげるにちがいない。 
 大通りには、海外の高級ブランド・ショップや一流デパートなどが軒を連ね、路地にちょっと入れば、どこか懐かしい赤提灯が下がる居心地のいい居酒屋がある。銀座ってホント、“贅沢”な街なんですね。
 さあ、夏が…。今夜もビールが待っている。

舟甚(ふなじん)

東京都中央区銀座5-5-6 三平ビル3階

03-3572-7977

月〜金曜17:00〜23:30
(L.O.22:30[フード]23:00[ドリンク])
土曜・祝日17:00〜23:00
(L.O.22:00[フード]22:30[ドリンク])

日曜
※祝日と重なる月曜は休み(日曜営業)

平均4,000円

カード使用不可

東京メトロ各線銀座駅より徒歩5分


築地から仕入れる全国各地の新鮮な魚介を使ったバリエーション豊かな料理の数々を、とても手頃な価格で提供。写真の「白エビの唐揚げ」をはじめ、「白魚の唐揚げ」「厚焼玉子」などが人気の定番メニュー。
※食材は季節により多少異なる場合がございます。

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