“水産物”で“喜び”を
東京・八重洲にある「水喜」というお店を訪れた。それはなぜかというと、1)魚河岸の仲卸業を営む会社の直営店なので常に新鮮な魚が味わえる、2)“エキチカ”(駅から近いって意味です)でとっても便利、3)とにかくお店の雰囲気がいい、という情報を入手したからである。
5月某日、17時33分、東京駅八重洲北口に到着。で、17時34分、お店の前に到着(徒歩約1分!)。入り口の階段を下って店内に入ると(お店は地下にある)、そこは地上の景色からは想像もできないようなスタイリッシュな空間。お酒のびんがキレイにディスプレイされていたりして、「なんやここ、めちゃめちゃオシャレやん!」であった。
早速メニューを見ると、刺身だけでも10種類以上、その他焼き魚や煮魚、天ぷら、唐揚げなどもあり、期待通りの魚三昧。今回は「鮮魚の盛り合わせ」をいただくことにした。
涼しげなグリーンのガラスのお皿に、色ツヤのよろしい新鮮魚介たちがズラリ。まずは本まぐろの赤身を一切れパクリとやる。赤身とはいえほんのりと脂ものっていて、“刺身界の重鎮”にふさわしい貫禄ある味わいである。続いてウニをちびちび。濃厚な甘みと磯の香りが口の中にじんわり。で、ラガーをグイッと。それにしても刺身って、どうしてこうもビールと合うんでしょうね。
ちなみに、「水喜」という店名には、“水産物で喜びを”という思いが込められているそうだ。オーナーである市川英明さんは、7年間築地で競り人を経験後、仲卸として独立。その3年後にこのお店をオープンさせた。現在も、朝は卸の仕事に精を出している。毎日魚と接し、新鮮な魚の旨さを知り尽くしているからこそ、「ひとりでも多くの人に新鮮な魚を味わえる喜びを感じてもらいたい」という気持ちが強いのだという。
いつ訪れても新鮮で旨い魚が味わえるという仲卸直営ならではの信頼感。そして、すぐそこに駅があるという安心感。こんな“恵まれた環境”のお店は、そうあるもんじゃない。だからこそ、八重洲界隈で働く方々は心の底からリラックスしてくつろげるんでしょうね。
最後にオーナーは「現在、日本各地のさまざまなブランド野菜を使った料理も考案中です。うちの新たな“名物”が誕生する日も近いですよ」と。
八重洲の「水喜」は、これからも、もっともっとたくさんの“喜び”を与えてくれるにちがいない。
水喜(みずき)
東京都中央区八重洲1-6-2八重洲一丁目ビルB1
03-3241-1234
ランチ 月〜土曜11:30〜14:30(L.O.14:00)
ディナー 月〜金曜17:00〜23:30
(L.O.22:50)
土曜17:00〜22:00(L.O.21:00)
日曜・祝日
平均4,000円
ほとんど可
JR線東京駅八重洲北口より徒歩1分
魚河岸の仲卸直営店。鮮度や品揃えはもちろん、近海の生本まぐろやきんき(網走産)をはじめとした高級魚もリーズナブルな価格で味わえる。写真は「鮮魚の盛り合わせ」(3,675円/3〜4人前)と新メニューの「海鮮あんかけ焼そば」(924円)。
※食材は季節によって多少異なります。