2009.05.27UP
どうしてお米作りをしているのかと聞かれたら
おいしいお米を食べたいから、ということになる。
誰かがつくったおいしいお米は売っているし
買えばいいじゃない?
ということになるのだけれど
なんでもお金で手にいれることができる暮らしには
もう飽きてしまった。
もっとも、なんでも手にいれることができるほど
お金は持っていないけれど。
生きているかぎり、毎日毎日何かを食べる
今は東京に住んでいないので
外食もほとんどしないし、家で食事をつくる。
ほぼ毎日お米を食べている。
圧力釜で炊く玄米。
時間のある日は、マスタークックという鍋で炊く。
こっちの方がだんとつおいしい。
玄米は、かたくていやだという人がいるけれど
炊き方に問題があるのだと思う。
玄米を食べつづけていると、白米は食べた気がしない。
ごま塩と梅干しがあれば満足してしまうくらいだから
私にとって、おいしいお米は大切なのだ。

今年の田植えは雨だった。
田んぼの主は
「こういう天気がちょうどいい」と言う。
確かに、日焼けもしなくていい。
自分が一年食べるためのお米をつくっているが
といっても場所は秋田だから、つくってもらっているのを
年に数回、手伝いに行っているだけだけれど。
我が家だけでは消費しきれない分を知人におわけしている。
誰もが口をそろえて「とにかくおいしい!」
もっとわけてほしいと言う。
そこで、田んぼの主にお願いして
今年は、さらに新しい田んぼを増やしてもらった。
その場所が、さらに素晴らしい。

私たちの田んぼ同様、じゅんさいの池があり
透き通る山の水が満ちていた。
お米は水だ!
お酒も水だ!
人間の身体も水だ!
水は命の源だと、雨つぶが落ちる池を眺めながら
清々とした気持ちになった。

